韓国最大の暗号資産取引所であるUpbitは、自社ホームページ上で割引イベントを宣伝する告知を掲載した。標準取引手数料0.139%を一時的に0.05%に引き下げるというものだった。韓国公正取引委員会(KFTC)が問題視したのは、0.139%が一度も請求されたことがなかった点である。それは社内で検討された数値にすぎず、一般の注文に適用されたことはなかった。そして0.05%は割引ではまったくなく、2017年10月にUpbitが開業して以来ずっと取引所の標準手数料だった。この「イベント」は、存在しなかった価格からの引き下げを、誰もが常に支払ってきた価格へと宣伝するものだった。

2026年3月25日、KFTCは不当表示防止法に基づきDunamuを制裁した。仮想資産取引所の虚偽の手数料広告に対してKFTCが措置を取ったのは初めてだった。制裁は過料を伴わない是正命令だった。虚偽と認定されたのはホームページ上の5件の告知のみで、その閲覧数はサイト全体のトラフィックの0.1%未満だった。Dunamuは欺瞞の意図はなかったと主張した。文言は開業プロモーションとして始まったもので、顧客の利益のために維持され、時代遅れの「割引」という表示が単に見落とされていただけだというのである。そして表示は直ちに修正された。

それでもKFTCの主張は揺るがなかった。手数料はユーザーが取引所を選ぶ際の決定的な基準であり、一度も適用されたことのない料率を標準価格として提示し、そこからの割引を宣伝することは、取引所を実際より安く見せることになる。こうした歪曲は合理的な選択を妨げ、取引所間の公正な競争を損なう。この前例のない事案が提起された理由はまさにそこにあった。

KFTCが是正命令を出したのは、取引所の虚偽の手数料広告に対して初めてのことだった。基準価格が捏造され、割引とされたものが通常料率だったからである。

基準価格は捏造されていた。0.139%は一般の注文に一度も請求されたことがなく、社内で検討された数値としてのみ存在していた。

「割引」価格は通常価格だった。0.05%は2017年10月の開業以来、Upbitの標準手数料だった。

開業時の名残の表示が虚偽広告になり得る。「割引」という文言は、現実の何も表さなくなった後も長く残り続けた。

割引は実際の以前の価格と比較して測られなければならない。Upbitは存在しなかった「0.139%からの引き下げ」を宣伝し、KFTCは取引所に対するこの種の事案として初めてDunamuを制裁した。

2026年3月25日のKFTCの是正命令は、Dunamuに虚偽の手数料割引広告を停止するよう求めた。5件の告知の閲覧数が少なかったことを踏まえ、過料は課されなかった。Dunamuは表示を修正し、内部審査の強化を約束した。この事案は、手数料に関する虚偽広告でKFTCが仮想資産取引所を制裁した初めての事例となった。

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出典

  1. 연합뉴스: 공정위 '업비트 수수료 할인 거짓 광고' 두나무에 시정명령 (25 March 2026) yna.co.kr
  2. 블로터: 공정위, '수수료 할인 거짓 광고' 두나무에 시정명령 (25 March 2026) bloter.net