2021年1月14日、モントリオールのメジャーリーグサッカークラブは、28年を経てモントリオール・インパクトの名称を引退させ、クルブ・ド・フット・モントリオールになると発表した。盾の紋章を、1976年オリンピックとエキスポ67をほうふつとさせる灰色の雪の結晶をあしらった黒い円形バッジに替え、スローガン「droit devant(常に前へ)」を掲げた。オーナーのジョーイ・サプートはバーチャル記者会見でこう語った。「愛するものを手放すのはつらい。だが現実はこうだ。インパクトを残すには、インパクトを引退させる必要がある」。

この動きは発表前から物議を醸していた。2,000人を超えるファンがインパクトの名称維持を求める請願に署名し、変更はチームとサポーターの間に「亀裂」を生むと警告していた。新アイデンティティが公開されると、サポーターグループのウルトラス・モントリオールは「これは全部冗談なのか?」と投稿し、デザイナーのジャスティン・キングスリーは、雪の結晶がチームの軟弱さをやゆする材料に使われるという明らかな皮肉を先回りして、「我々の嵐、我々の吹雪を打ち負かせるといいな」と述べた。

クラブは、改名が市内での役割の変化を反映したものだと主張した。会長のケビン・ギルモアは「我々はインパクトを与える立場から、プロスポーツチームとして我々の街と人々を代表する責任を負う立場へと移った」と語り、スポーティングディレクターのオリヴィエ・ルナールと監督のティエリ・アンリという注目の人事を、「この街やこの州をはるかに超えた舞台」での認知度向上のために前面に押し出した。

2,000筆の署名を集めた請願は、発表前にファン層との亀裂を警告していた。サポーターグループのウルトラス・モントリオールは、新しいエンブレムに「これは全部冗談なのか?」と応じた。

クラブは、ファンが1992年から使い続けてきた名称を、フロントオフィスが語りたかったモントリオールについての物語と引き換えに手放した。

ファンの抵抗は発表前から計測可能だった。2,000筆を超える請願の署名である。それでもクラブは強行した。

雪の結晶のモチーフは、チームのピッチ上での強靭さについて、ライバルファンに格好のやゆ材料を与えた。

28年続いた名称は、それを唱えるファンのものだ。フロントオフィスが好む物語にその名称を費やす改名は、忠誠心と引き換えに認知度を買うことになる。

ギルモアは、一部のファンが「不快に、あるいは傷つきさえする」ことを認め、モントリオール中心のアプローチによって、いずれ彼らが新しいブランドに「同じくらい、いやそれ以上に熱狂的」になってくれることを願うと述べた。クラブが撤回したものは何もなく、新名称、エンブレム、スローガンはそのまま据え置かれ、クラブは、カナダとアメリカの国境閉鎖により開幕自体がすでに不透明だった2021年シーズンへと向かった。

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出典

  1. Montreal MLS team rebrands as Club De Foot Montreal CBC News (The Canadian Press) · cbc.ca ·