何が起きたか
ThredUpは2024年第2四半期の決算説明会で、欧州から撤退し、2021年に約2800万ドルで買収したブルガリア拠点の中古衣料企業Remixについて戦略的選択肢を検討すると発表した。Retail Diveは、同社が6四半期にわたり欧州に2000万ドル超の現金を投じていたと報じた。欧州の売上高は前年同期比18%減り、調整後EBITDAマージンはマイナス23%だった。「米国チームが相当な注意を払ったにもかかわらず」とCEOのジェームズ・ラインハート氏は述べた。
ThredUpは欧州が収益性を圧迫してきたことを認め、第3四半期までに米国のみの営業実績を提示する見込みだと述べた。Wedbushのアナリストは、撤退の決断を「おそらく良い考えだ」と評した。同社は欧州事業を売却するか減損処理するかのいずれかになる。5月には欧州担当ゼネラルマネージャーを任命しており、ラインハート氏は当時、2021年以降に欧州の売上高が2倍以上になったと述べていた。
同じ四半期にThredUpは顧客獲得の試験を撤回した。第1四半期の半ばに新規購入者向けの割引をパーセント割引からドル額割引に変更したが、この変更は裏目に出た。ThredUpは約9万人の潜在顧客を失い、第2四半期に300万ドルの打撃を受けたと推計した。6月1日に元に戻し、直ちに回復したと報告した。
かかったコスト
6四半期で2000万ドル超の現金。欧州の売上高は18%減、2024年第2四半期の調整後EBITDAマージンは-23%。中止した割引試験で300万ドルの損失。
なぜ起きたか
ThredUpの欧州事業は、多額の投資と米国スタッフの注力を経ても赤字が続き、縮小した。
同社は欧州での取り組みが「苦戦した」と述べ、Retail Diveは欧州を軌道に乗せられなかったと報じた。
新規購入者向け割引の変更で顧客を失い、ThredUpの成長実験も失速していたことを示した。
教訓
地域参入のためにプラットフォームを買収しても、それだけで収益化できるわけではない。米国チームの注力と2000万ドル超の現金でも、採算を改善するには足りなかった。
その後
Remixはゼネラルマネージャーのフローリン・フィロテ氏が率いる独立企業になる予定で、ThredUpは同社の戦略的選択肢を検討した。ThredUpの2024年第2四半期の総売上高は7980万ドルで3.5%減、純損失は1400万ドルだった。同じ週にAIショッピングツールを開始した。
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出典
- ThredUp to exit Europe Retail Dive · retaildive.com ·