CVS Healthは2024年10月18日、薬局給付部門Caremarkの責任者であるデビッド・ジョイナーをCEOに指名し、2021年2月以来会社を率いてきたカレン・リンチを交代させた。Fortuneによると、取締役会は会社が度重なる業績目標の未達を続けた末にこの決定を下し、それが株主の不満を招いて公の場にまで漏れ出していた。ヘッジファンドのGlenview Capital Managementによる働きかけもその一つだった。

CVSは、第3四半期の業績がウォール街の予想を下回る見通しであり、医療給付部門における「医療費の高止まりが続く圧力」を理由に2024年の業績見通しを撤回すると発表した。暫定の調整後1株当たり利益は1.05~1.10ドル、同部門の医療損失率は95.2%と予想され、これは市場予想を大きく上回る水準だった。また業績には、超過医療費を賄うための保険料不足準備金として11億ドルの費用が含まれていた。

CVSの株価はプレマーケット取引で13%下落した。2024年に入ってからはS&P500が22%上昇する中で20%下落しており、リンチがCEOに就任して以降は約10%下落している。Bloombergは、CVSが数カ月にわたり会社分割を含む戦略的選択肢を検討してきたと報じていた。ロジャー・ファラーが会長職(エグゼクティブ・チェアマン)に就任した。

11億ドルの保険料不足準備金の計上、2024年業績見通しの撤回、プレマーケットでの株価13%下落、そしてCEOの解任。

Aetnaの医療費は保険料で賄える水準を大きく上回っており、それは95.2%という損失率と保険料不足準備金に表れている。

医療サービスをワンストップで提供する仕組みを築こうとしたリンチの取り組みは、政府支出の抑制策と医療費の上昇に直面した。

Fortuneによると、パンデミック後のドラッグストア店舗への圧力も負担を増した。

医療費のトレンドを下回る価格設定をする保険会社は、損失を気付かれないまま膨らませることになる。度重なる業績未達は、まず投資家の忍耐に、次にCEOの職に表れる。

ジョイナーは直ちに職務を引き継ぎ、CVSは11月の決算説明会で投資家に最新情報を伝えると述べた。エグゼクティブ・チェアマンに指名されたファラーは、取締役会は交代の時期が来たと判断したと述べた。記事は会社分割の決定については報じておらず、BloombergはCVSが数カ月にわたり戦略的選択肢を検討していたと伝えていた。

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出典

  1. CVS ousts CEO Karen Lynch, names Caremark head as new chief Fortune · fortune.com ·